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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻4号

1964年04月発行

文献概要

アンケート

膀胱,尿道損傷のとり扱い方

著者: 井上彦八郎1 大越正秋2

所属機関: 1阪大医学部泌尿器科 2関東逓信病院外科

ページ範囲:P.528 - P.530

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 膀胱或は尿道が損傷された場合,当然のことであるが,迅速かつこれら臓器の特性をつねに念頭において取扱わないと,将来いろいろの難治な後遺症を招き,長期間にわたり患者を苦しめる事となる.
 膀胱及び尿道の損傷は,ともに尿道からの出血と,はげしい尿意を感ずるにもかかわらず純血性尿が少量出るか,またはまつたく排尿がないという症状でわれわれのもとを訪れるものである.ところが両者の間にはその他の症状が異なり,その取扱い方も違うので,これを具体的に説明してゆく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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