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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻5号

1964年05月発行

文献概要

症例

ウェーバー氏症候群を呈した蝶形骨稜メニンジオーマ

著者: 尾形誠宏1 堀出礼二1 小野辰久1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院外科

ページ範囲:P.683 - P.686

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はじめに
 ウェーバー(Weber)氏症候群は,一側の動眼神経麻痺と他側の片麻痺をきたす場合で,一名上交代性麻痺ともよばれるが,本症状を呈するのは,解剖学的にみて動眼神経核と大脳脚を含めた中脳の障害と考えられる場合が多い.
 われわれはウェーバー氏症候群を呈した蝶形骨稜メニンジオーマを脳血管写により診断し,これを亜全摘出しえた症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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