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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻7号

1964年07月発行

論説

胃ポリープ症に関する臨床的考察—最近5年間に経験した症例から

著者: 松浦雄一郎1 藤谷博義1 山下憲次郎1

所属機関: 1広島大学医学部第1外科教室

ページ範囲:P.914 - P.921

文献概要

はじめに
 胃ポリープ症については従来も貧血や悪性変化を起こすという点で,臨床家も無関心ではなかつたが,まれにしか遭遇しないものと考えられていた.しかし最近,レ線や内視鏡による検査法が長足に進歩し,他方胃疾患とくに胃癌に対する一般庶民の認識がたかまり,胃検査を積極的に受けるようになつたので,私共は以前よりも本症を経験する機会が多くなつた.そこで最近5年間に私どもの外科を訪れた胃ポリープ症例について臨床的統計的考察を試み,次のごとき結果をえたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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