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雑誌目次

雑誌文献

臨床外科19巻8号

1964年08月発行

雑誌目次

特集 小児外科

小児の肺外科—とくに肺切除術について

著者: 守屋荒夫 ,   鷹栖昭治 ,   田村重宏

ページ範囲:P.1014 - P.1019

はじめに
 欧米では,約100年前より,小児外科の特殊性や重要性が唱導されたが,それが実際にみとめられるようになつたのは最近の30〜40年のことである.わが国でも7〜8年前から,この方面の関心がとみにたかまり,従来発見されることさえ安れであつた,新生児や乳児の外科的疾患にたいする手術成功例が続々と報告され,外科領域における1つの焦点ともなつてきたことは大変よろこばしいことである.しかし,小児外科の興味の中心は,新生児・乳児の先天性奇形の外科にあまりにも集中し,比較的年長児の後天性・慢性疾患は,かえつておろそかにされている傾向がなくもない.
 われわれがここに述べる小児の肺外科は,まさにこの盲点の1つともいえよう.ごく特殊な例をのぞき,疾病は慢性に進展し,たとえ手術が成功したとしても,そこには新生児外科にみられるような劇的要素はほとんど存在しない.その上,あいつぐ抗生物質の発見と,その臨床応用は,外科的肺疾患の中心となる炎症性疾患を激減させている.われわれは昭和34年6月以降,今年2月末までに164例の小児肺切除をおこなつているが,1施設て,年平均30例以上の小児肺切除の実施された報告は,内外の文献にも類例がなく,この際自験例を中心として,小児肺切除の実態を検討することは,きわめて意義のあることと考える.

乳幼児の先天性心疾患の外科

著者: 榊原仟 ,   織畑秀夫 ,   石原昭 ,   蛯名勝仁 ,   山口繁 ,   藤村光夫 ,   今野草二 ,   藤倉一郎 ,   臼田多佳夫 ,   小柳仁 ,   本渡劦 ,   アルフォン宮本 ,   石塚玲器 ,   中島一己 ,   高尾篤良 ,   豊田義男 ,   三森重和 ,   岩淵汲

ページ範囲:P.1020 - P.1027

はじめに
 心臓外科の最近の進歩は正に日進月歩であり,その成果は非常に驚くべきおのがある.その一つに乳幼児に対する心臓手術の普及をあげることができる.
 先天性心疾患の手術も初期には比較的年齢の高い層を対象としたが,重症例を救うためにより低い年齢,例えば乳児期に手術する必要があつたが,乳児の心臓手術は非常に困難かつ悲観的であつた.幸い近年の乳幼児外科に対する研究の進歩はこの困難を刻々打破してきている.

先天性腸閉塞症の手術

著者: 駿河敬次郎 ,   角田昭夫 ,   入江邦夫 ,   増田元 ,   福田昭 ,   戸田智博 ,   世良好史 ,   清宮弘毅 ,   吉野雅武 ,   登政和

ページ範囲:P.1028 - P.1034

はじめに
 先天性腸閉塞症は新生児期,緊急手術を必要とする疾患の内ではもつとも頻度の高いものである.1911年Fockens7)が,先天性十二指腸閉鎖症の手術成功例を報告して以来,欧米においても,また,近年小児外科領城が急速に発展している本邦でも本症の手術症例は数多く見られる.しかし,本症の診断治療については,今日なお未解決の問題が多く,したがつて手術成績も諸家の報告により異なり,死亡率35%ないし75%と,かなり高い数字を示している5,12,15,18).もちろん先天性腸閉塞症と呼ばれるもののなかには,いろいろの型がありその治療成績も一率に論ずることはできないが,いずれにしても同様に,新生児時期緊急手術を必要とする.先天性食道閉塞症の手術などが近年,一般に,手術の成績がいちじるしくよくなつているのに比べて,本症の治療はいまだ容易ではないといえよう19).今回,著者らは賛育会病院で昭和28年より昭和39年4月までに取り扱つた先天性腸閉塞症66例につき,とくに小腸閉鎖を中心として,診断,治療,予後の面よりいろいろ検討してみた(第1表).66例中,男子36例,女子30例でOmphalocele,肥厚性幽門狭窄症等の場合と異なり,性別にはあまり差がないようであるが,男子にやや多く見られる.

Hirschsprung病の治療方針に対する検討

著者: 伝田俊男 ,   勝俣慶三 ,   秋山洋 ,   一色昇 ,   遠藤大滝 ,   井上迪彦 ,   石井勝己

ページ範囲:P.1035 - P.1046

はしがき
 Hirschsprung病は,高度の排便障害,腹部膨満を主徴とする先天性疾患であり,Hirschsprungが1887年はじめて独自の疾患として記載した.
 本疾患は,まれには成人例の報告1,2)もあるが,その多くは新生児期に発症するものである,従来は,この時期に診断不明のまま放置されたり,あるいは保存的に治療され,幼児期まで生存し得た症例のみを観察していたために,その症例数もきわめて少なかつた.

小児の悪性腫瘍

著者: 植田隆 ,   岡本英三 ,   岩崎武 ,   吉竜資雄 ,   米田光作 ,   長岡豊

ページ範囲:P.1047 - P.1054

はしがき
 阪大第一外科における昭和29年以降10年間の小児期悪性腫瘍(厳密な病理学的意味での悪性ではなく,明らかな良性腫瘍をのぞいたもの)は,第1表のごとく,ほぼ114例に達する.その内訳をみると,脳腫瘍(40%),後腹膜腫瘍(21%)の順になる.この比率は,米国の小児病院の比率と同じ傾向を示す.ちなみに著者が滞在したChica-goのChildren's Memorial Hospitalの統計は第2表のごとく,外科的対象とならないleukemiaをのぞくと,中枢神経腫瘍,後腹膜腫瘍の順になる,脳腫瘍は,少なくとも乳児期以後,大多数が幼児期であつて,その臨床上のとりあつかいに関して小児外科的特殊性はあまり存在しないのである.腫瘍の臨床病理学的種類において明らかな小児期腫瘍の特殊性は存在するが,脳外科的一般検査,すなわち,気脳術,脳血管撮影などは成人と同じように施行し得るのであつて,臨床の実際面における特殊性はあまり認められない.脳外科方面における小児外科的特殊性は,むしろ,先天性脳奇型,たとえば,hydroancephalyや,porence-phalyやsubdural effusionのような新生児脳外科の方面に強く存在するのであつて,たとえば,新生児脳の器質的変化にたいする有力な診断武器たるTransillumination technique1)などに,成人脳外科とは全く異なる特殊性が見出されるのである.

小児外科における輸液

著者: 石田正統 ,   斎藤純夫 ,   沢口重徳 ,   佐藤富良 ,   中条俊夫 ,   塙正男 ,   堀隆

ページ範囲:P.1055 - P.1062

はじめに
 輸液療法は小児外科領域においてきわめて重要な役割を演じており,その適否が治療成績に重大な影響をおよぼすことは広く認められているところであるが,輸液にたいする偏見は現在でもなお少くないようである.その第1は、小児ことに乳幼児の輸液は非常にむずかしいものであると考えこれを敬遠する人のいることである.輸液の基礎となつている体液の代謝生理にかんして,近年驚くべき多くの知見が集積されている上にその理論がしばしば複雑かつ難解であつて,多忙な臨床家がこれを要約理解するのは容易でないこと,Flame-photometerなどの大なき器械設備なくしては正しい治療の実施は不可能であるという先入観念にとらわれていることなどのためにこのような考えになるものと思われる.第2はこれと反対に,輸液はあまり神経質に考えなくても結構大過なくやつていけるものであるという人のいることである.これらの人がこのような考え方になるのは,小児手術症例の大多数においては手術危険度SurgicalRiskが比較的低い上に手術侵襲が大きくないために,輸液が適切でない場合でも生体のそなえている代謝調節機能の限界をこえることがまれであり代謝の擾乱をまぬがれ,外見上順調な回復経過を示すからである.

小児の麻酔

著者: 山村秀夫

ページ範囲:P.1063 - P.1069

はじめに
 昭和32年4月から昭和33年8月までの1年4月の間に東大中央手術室で行なわれた6歳以下の乳幼児の手術は合計824例で,その内訳は外科321,整形外科127,耳鼻科119,以下眼科,口腔外科,形成外科の順になつており,外科が約1/3をしめている.
 これら外科手術をさらに分析すると,鼠径ヘルニア70,心臓外科27,鎖肛17,先天性胆道閉塞17以下,血リンパ管腫,先天性瘻の順である.

外科の焦点

小児外科の現況

著者: 若林修

ページ範囲:P.1009 - P.1013

 編集部より表記のような題目で書くことを求められて筆をとつたのであるが,一応わが国の現況を中心として述べ,海外のことがらにもふれるという程度にして書いてみたいと考える.

グラフ

縦隔に入る胸骨縦切断の後心血流遮断の紐を通す手技

著者: 織畑秀夫 ,   新井達太

ページ範囲:P.1001 - P.1007

 開心術では縦隔に入る方法としての胸骨縦切断については前回のグラフで示した.つぎに大切なことは心臓に出入する大血管に紐を通して,必要のときに血流を遮断する操作である.これによつて大出血を避け,同時に開心術の際に心腔内を無血にちかくすることができるので,手術の危険が大部のぞかれる.
 大血管の周囲に紐を通す操作はもつとも危険のあるところで,初期の頃,時々出血をおこさせて危険に陥つた例をみている.もし危険を最少限にしようとするならば,視野を十分に大きくして,紐を通す部位を指で触診し,かつ目でみながら手術できるようにすべきである.このため,胸骨を完全に離断するならば上大静脈大動脈および肺動脈等の根部がきわめて容易に処理できる.

清瀬小児病院外科を訪ねて

著者: 守屋荒夫

ページ範囲:P.1074 - P.1079

 かつては療養所の村として知られた清瀬とその周辺の町村も,今では東京のベットタウンと化し,武蔵野の面影は日に日に消滅して,代りに団地や住宅がたちならぶようになつた.一方,結核の減少という条件も加わつて,各療養所それぞれに,多少の変革を余儀なくされている.このような状勢下にあつて,都立清瀬小児病院は,東京都西北部における小児医療センターへの脱皮に努力している.38年5月からは,新生児・未熟児病室を含む一般小児科・小児外科病棟が開設されたのも,この目的による.もとより,病院の歴史が結核治療から出発しているので,当病院外科手術の中軸をなすのは,小児の肺外科であり,外科開設来わずか5年間に,小児肺切除は175例に達し,手術死亡0を誇つているが,この領域では,さらに低年齢層の肺手術(初感染結核・非結核性疾患など)が,将来の研究主題とされている.
 一般外科開始以来,肺の隣接臓器である.心臓大血管外科や,新生児・未熟児・乳児の外科も漸次増加し,最近の手術件数は,むしろ肺外科を凌ぐようになつてきている.

講座 境界領域

Benign Chondroblastomaのレ線像と組織像(その8)

著者: 伊丹康人 ,   井上哲郎 ,   井川誠二

ページ範囲:P.1080 - P.1086

I.Benign Chondroblastomaとは
 本腫瘍の特徴は一見巨細胞腫を思わせる組織の中に類軟骨あるいは軟骨組織を混ずることで,しばしばこれらの軟骨様組織の部に石灰化が現われてくる.したがつて,1928年Ewingはこれを巨細胞腫の一異型と考え"calcifing giant cell tu-mor"と命名したわけである,しかし,その後本腫瘍の特徴は軟骨様組織にあることが諸家により次第に認められるところとなり,1931年Codmanは上腕骨上端に発生した9例をとりあげてepiphy-seal chondmmatous giant cell tumorとして報告した.彼の考えはいまだgiant cellというものにこだわつているが,1942年Jaffe,Lichtensteinが組織学的検索の結果巨細胞腫の異型という考え方に反対し,本腫瘍は軟骨細胞,軟骨形成細胞に由来するものとしてbenign chondroblastomaと命名した.1947年Coley,1949年Copeland &GeschickterらもこのJaffe,Lichtellsteinの説に賛同し,今日のところchondroblastomaなる考えかたが一応認められるところとなつている.

外科領域

小児外科における水分電解質の諸問題(その5)

著者: 石田正統 ,   沢口重徳 ,   大部芳朗

ページ範囲:P.1088 - P.1093

Ⅸ.水素イオン代謝(その2)
2.生体の緩衝系
 生体は水分および各種電解質と同様に一定量のHを含んでいる.しかしながら,正常状態において体液中に遊離の形で存在するHの絶対量は極めて少ない.通常1日に摂取しまた排泄されるHは体表面積1m2の小児においては約2mEq/kgであるのに対して,体液中のHの絶対量は血清PH7.4のとき0.000024mEq/kgにすぎない(第12図).
 かくの如くHの代謝回転は大であり,かつ広範囲に変動するにもかかわらず,生体はH最を極めて狭い生理的範囲内に維持することができる.この恒常性維持の生理的機片は次の2つに大別して考えられる.第1は体液および組織の化学的緩衝系によるHの捕捉であり,第2は呼吸器および腎を介しての排泄である.もとよりHの最終的調節は第2の機序ことに腎性調節によつて完成されるものであるが,その発効にはある程度の時間を要する.この間一時的ながらHを処理するのは第1の機序にほかならない.換言すれば生体の緩衝系はpH維持のための防衛の第一線をなすものである.

検査と診断

肺外科に必要な臓器機能検査法

著者: 麻田栄 ,   黒田克彦 ,   村川繁雄

ページ範囲:P.1094 - P.1099

まえがき
 肺外科に必要な臓器機能検査法の解説を試みるよう,本誌から依頼をうけたのであるが,詳細は専門書にゆずることとし,ここではわれわれが日常最もしばしば実施している検査—法呼吸計による肺機能検査,bronchospirometry,一側肺動脈閉塞試験の3者について,実地臨床上注意すべき点を述べ,責をふさぐこととする.

手術の実際

左鎖骨下動脈直下より腎動脈にわたる解離性大動脈瘤の手術

著者: 高橋雅俊

ページ範囲:P.1100 - P.1104

はじめに
 大動脈瘤はその形状によつて嚢状,紡錘状および解離性に分類されているが,このうち解離性大動脈瘤の特徴は,だいたい70%が心嚢や後腹膜に破裂して死亡するものが多い2),残余の30%が慢性解離性大動脈瘤(healed dissecting Aneurysm)3)として生存しているにすぎない.私どもは最初腹部に腫瘤をふれて腹部大動脈瘤の疑いで精査した結果,胸腹部解離性大動脈瘤と診断,代用血管移植によつて好結果を得た1症例について報告し,とくに手術手技上の問題点について言及したい.

栄養管理

外科領域における栄養管理(その1)

著者: 日笠頼則 ,   松田晉

ページ範囲:P.1106 - P.1114

1.基礎的概念
 1.代謝面からみた手術侵襲生体反応 生命を維持するためには,外部環境がいかに変化しようとも,"Milieu intérieur"内部環境を一定に保たなければならないことは,Claude Bér-nardによつてつとに提唱されたところである.
 生体に対する侵襲は視床下部の交感神経中枢を介して副腎髄質からのアドレナリン,ノルアドレナリンの分泌を促がすが,Cannonはかかる緊急事態におけるHomeostasisの維持には,以上のようなアドレナリン・交感神経系が決定的役割を演じ,内因性に分泌されたそれら体液因子の作用によつて,血圧は亢進し,心搏出力は増大し,気管支は拡張し,呼吸深度を増し,肝からは糖原が動員されて過血糖を来たし,脾からは赤血球が駆出されて,血液の酸素運搬能が増大し,血液の凝固時間も短縮して,生体はそこに当該個体の防衛機序を営むに至るものとした.

アンケート

気管切開の適応と手技

著者: 藤田五郎 ,   稲田豊

ページ範囲:P.1120 - P.1121

 気管切開(Tracheotomy)は,従来の一般的適応と考えられていた"異物あるいは疾病障害によつて気道の狭窄ないし閉塞をきたして窒息の危険のあるとき"のほかに,近時その適応範囲は著しく拡大されてきたといえる.これには,気道確保の重要性の認識や酸素療法(人工呼吸)・麻酔学の進歩ということがあずかつているようである.気道の死腔を2分の1にすることができることや,マスクとカテーテルを使用することなしに気管カニューレをとおして容易に酸素の供給のできること,そのほかに、気道分泌物の吸引の容易なことが再認識されてきた直接の効果であろう.
 いまそれらの適応を列挙してみると,1)気管または喉頭の外傷,2)急性炎症による声門浮腫,3)ジフテリーによる窒息時,4)声門・喉頭の慢性炎症で療痕狭窄などを生じたとき,5)悪性腫瘍による気管の圧迫,6)気道の異物で直接除去する必要のあるときなどの一般的適応のほか,7)上気道の閉塞(異物,顔面・口腔・頸部の熱傷など),8)呼吸筋の衰弱・痙攣(破傷風・奇異呼吸),9)咳嗽反射の喪夫(中毒・頭部外傷などによる意識喪失者)時にもちゆうちよすることなく行なうべきである,これらの場合は,とくに症状発現以前に選択的予防的に実施することが少なくない.

COMMENT

麻酔医の不足について

著者: 西邑信男

ページ範囲:P.1122 - P.1123

 麻酔医の不足を外科の先生方に説明し,その解決策に御協力を仰ぐのがこのCommentの目的である.
 麻酔医不足の原因の一つは,わが国における麻酔学誕生の歴史の浅さによるものである.

MEDICAL Notes

XXX個体,他

ページ範囲:P.1128 - P.1129

 Jacobs女史(Lancet2:423,1959)がXXX個体をみつけ,ショウジョウ蝿にちなみsuperfemaleとよんでから,1963年末までに既に40例以上のXXX個体の報告がある.Bergeman (Schw.med,Wschr.91:292,1961),Maclean(Lancet 2:406,1961)らの新生児計8000名の中に,XXX個体は11例(1.38%)の頻度でみつかる.一方,Maciean(上記),Day(J.Ped.64:24,1964),Fraser (Lancet2:626,1960)などの,施設における精薄児合計4853例の中からは191列(3.92%)のXXX女がみつかり,この両群の差は有意であつて,施設における精薄児にはXXX個体の頻度が高い,つまりX染色体異常と精神薄弱とは有意の関係にあるということになる.しかし19例のXXX精薄児の中には,無甲状腺症・精神分裂病の家族歴・小頭症・EEG異常などが証明された例があり,モンゴリズム(Breg:Am.J.Dis.Child.104:134,1962),pertussis encephaiopathyが混入していたりして,X異常が精神薄弱の原因とはいいきれない節があるようだ.Macleanのころまでは精神薄弱をX異常にむすびつけようとする傾向がつよすぎたとおもわれる.

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臨床検査の資料(7)—Ⅴ.正常値(生化学の領域)

ページ範囲:P.1130 - P.1131

 正確な臨床検査が適確な診断から適正な治療へ導く本誌は東大中央検査室の協力を得て,十分吟味された資料を表覧連載し日常診療に資したいと思う.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

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