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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻9号

1964年09月発行

文献概要

特集 脳・頸部・胸部の症例

長期ホルモン療法を行つた乳癌脊椎転移例の剖検所見

著者: 小泉正夫1 茂手木三男1

所属機関: 1東邦大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1257 - P.1261

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はじめに
 最近悪性腫瘍に対する薬物療法の研究が活溌となつてきたが,その中でも乳癌や前立腺癌のごとき性腺癌に対するホルモン療法が,臨床上かなり重要視され利用されつつあることは周知のところである.
 癌のホルモン療法はBeatson (1896)が乳癌に対して,Estrogenの産生源を絶つ目的で,卵巣剔出術を行つたのが最初で,その後数多くの報告がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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