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文献詳細

雑誌文献

臨床外科2巻3号

1947年10月発行

文献概要

特集 頸動脈毬

氣管枝喘息の頸動脈腺「レ」線照射療法

著者: 松倉三郞1 佐藤欣一1 古屋昊1 田山力1 西澤一男1

所属機関: 1日本醫科大學

ページ範囲:P.8 - P.13

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 緒言 氣管枝喘息に封するレ線照射療法は隨分古くから行はれてゐたもので,今文獻を繙いて見ると最初に本療法を施行したのはTh. Schillingである。彼は1906年喘息患者のレ線透視檢査を施行した所喘息發作の停止,喀痰量の減少Curs—chmannのSpiralenの消失等好結果を得た。これに力を得て喘息患者のレ線治療が本格的に研究されるに至つたのである。
 次いでSteffanは喘息患者のレ線照射療法を施行し發作囘數の減少,血中エオヂン嗜好細胞増多症の減少,CurschmannのSpirallen,Charcot—LeydenのKrystal消失を認めて居る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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