文献詳細
文献概要
--------------------
原發性肋膜腫瘍の外科的經驗
著者: 篠井金吾1 石井正一1
所属機関: 1東京醫科大學
ページ範囲:P.6 - P.11
文献購入ページに移動1. 緒言
胸部に生ずる腫瘍は大別して胸壁腫瘍と胸廓内腫瘍に分つ事が出來る。胸壁腫瘍は乳腺を除外すると肋骨及胸骨に好發し胸廓内腫瘍は肺に最も多く縱隔竇之れに次ぎ肋膜腫瘍は最も稀れである.
我々の調査によれば肋膜腫瘍は我國に於ては68例であつて,此の中眞性腫瘍は64である。共の頻度は肺腫瘍及胸壁腫瘍に比して甚だ尠い。
胸部に生ずる腫瘍は大別して胸壁腫瘍と胸廓内腫瘍に分つ事が出來る。胸壁腫瘍は乳腺を除外すると肋骨及胸骨に好發し胸廓内腫瘍は肺に最も多く縱隔竇之れに次ぎ肋膜腫瘍は最も稀れである.
我々の調査によれば肋膜腫瘍は我國に於ては68例であつて,此の中眞性腫瘍は64である。共の頻度は肺腫瘍及胸壁腫瘍に比して甚だ尠い。
掲載誌情報