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特集 外科と内分泌・1
胸腺の外科
著者: 片岡一朗1
所属機関: 1日本医科大学斉藤外科教室
ページ範囲:P.49 - P.55
文献購入ページに移動 胸腺については1650年にVesaliusが解剖学的記載をしたのが初めで,その後DeGaaf (1671),Ruyach (1736),Hassall (1846),Hammer (1926)などによつて胸腺の基本的研究が行なわれた.
臨床的には1889年Paltaufは普通の人ではなんでもない僅かの原因で突然死亡し,剖検によると胸腺の肥大がある以外には全く病理学的変化の認められない例を検討し,その原因は特異な体質によるものとして,胸腺リンパ体質と呼んで注意を喚起した.
臨床的には1889年Paltaufは普通の人ではなんでもない僅かの原因で突然死亡し,剖検によると胸腺の肥大がある以外には全く病理学的変化の認められない例を検討し,その原因は特異な体質によるものとして,胸腺リンパ体質と呼んで注意を喚起した.
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