icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻1号

1965年01月発行

特集 外科と内分泌・1

胸腺の外科

著者: 片岡一朗1

所属機関: 1日本医科大学斉藤外科教室

ページ範囲:P.49 - P.55

文献概要

 胸腺については1650年にVesaliusが解剖学的記載をしたのが初めで,その後DeGaaf (1671),Ruyach (1736),Hassall (1846),Hammer (1926)などによつて胸腺の基本的研究が行なわれた.
 臨床的には1889年Paltaufは普通の人ではなんでもない僅かの原因で突然死亡し,剖検によると胸腺の肥大がある以外には全く病理学的変化の認められない例を検討し,その原因は特異な体質によるものとして,胸腺リンパ体質と呼んで注意を喚起した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら