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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻10号

1965年10月発行

薬剤の知識

抗生物質使用上の注意(2)

著者: 真下啓明1

所属機関: 1北海道大学第2内科

ページ範囲:P.1440 - P.1441

文献概要

 いかなる薬剤といえども生体内に存在しない物質を生体内に投与した場合にはなんらかの影響があり,一面それは薬効と考えられるが他面副作用として表われてくる.直接薬物自体の副作用以外に,抗生物質療法の場含には本来の目的である抗菌作用の結果みられる副作用がある.これを副現象と称したい.それは本来の抗菌作用の結果であるから不可避的であることになり,宿命的な問題である.また副作用のなかにはアレルギーないしアナフィラキシーの問題もふくまれて来る.以下順次これらの概略を記す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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