文献詳細
トピックス
文献概要
中国の古典において「肝腎」という語に,造語の先賢が今日いう肝腎相関の意味をもたせたかどうかは知らないが,肝腎両臓器の同時に侵される,いわゆる肝腎症状群の記載は19世紀の後期にはじまる1).
それ以来今日までこの肝腎の問題は多くの臨床家や研究者によつて関心をもたれていながら,その本態となるとほとんど未知のままであつた.ここでは筆者が最近までの2年余の間この問題に携わり,得た知見について述べてみたいと思う.
それ以来今日までこの肝腎の問題は多くの臨床家や研究者によつて関心をもたれていながら,その本態となるとほとんど未知のままであつた.ここでは筆者が最近までの2年余の間この問題に携わり,得た知見について述べてみたいと思う.
掲載誌情報