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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻10号

1965年10月発行

トピックス

"肝腎"の再認識

著者: 堀原一1

所属機関: 1東京大学医学部第2外科教室

ページ範囲:P.1449 - P.1450

文献概要

 中国の古典において「肝腎」という語に,造語の先賢が今日いう肝腎相関の意味をもたせたかどうかは知らないが,肝腎両臓器の同時に侵される,いわゆる肝腎症状群の記載は19世紀の後期にはじまる1)
 それ以来今日までこの肝腎の問題は多くの臨床家や研究者によつて関心をもたれていながら,その本態となるとほとんど未知のままであつた.ここでは筆者が最近までの2年余の間この問題に携わり,得た知見について述べてみたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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