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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻11号

1965年11月発行

文献概要

特集 熱傷の治療

重症熱傷の臨床

著者: 赤沢喜三郎1 村松正久1

所属機関: 1江東病院外科

ページ範囲:P.1519 - P.1526

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はじめに
 重症熱傷の死亡率は初期のショック期の治療の進歩にもかかわらずその後に起こる感染のためあまり改善されていない1)2)3).東京消防庁の昭和39年度1ヵ年間の統計によれば第1表のごとく救急車による熱傷患者の収容数は合計835名である.
 また東京都鑑察医務院の死因調査統計によれば同年度の火熱傷に原因する死亡例は55例に及んでおり,そのうち0〜4歳が12例(22%)を占めている点は注目に価する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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