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論説
イレウスの診断と治療
著者: 四方淳一12 山上明倫12 杉原礼彦12 浮島仁也12 武田昭信12 千葉勝二郎12 松尾泰伸12 村上博俊12 高橋正樹12 早川勲12 本山博信12 黒田慧12
所属機関: 1東京都立墨東病院外科 2東京大学
ページ範囲:P.329 - P.336
文献購入ページに移動イレウスとはいろいろの原因により腸管内容の通過が閉塞状態を来す疾病であり,これによつて重篤な全身症状を来すので,なるたけ早く診断を下し,治療方針を決定しなくては生命にかかわるものである.
著者らは"急性腹症"をハウプト・テーマとして研究しているが,今回はイレウスの問題をとりあげた.墨東病院外科におけるイレウスの統計をとつてみると,その死亡率がかなり高いことを反省しているので,これを中心としてイレウスの診断と治療について述べてみよう.
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