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骨転移癌のレ線像と組織像
著者: 伊丹康人1 赤松功也1 高槻先歩1
所属機関: 1慈恵医大整形外科
ページ範囲:P.482 - P.490
文献購入ページに移動転移性骨癌は一般に考えられているより,かなり多いものである.40歳以上の骨腫瘍をみたばあいは,まず転移性骨癌と考えてよい.しかも,転移巣から逆に原発巣を知ることも少くない.しかし,ときには,組織的に検索しても,その未分化像のために原発巣が不明の場合もある.また,火もとが小さくて解剖所見でも判明しないことすらある.
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