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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻5号

1965年05月発行

雑感

降圧剤をめぐる文献と感想

著者: 永井友二郎

ページ範囲:P.645 - P.645

文献概要

 私たち実地医家が本態性高血圧症を問題にする主な理由は,脳卒中や虚血性心疾患との関連を考えるからだと思う.
 ところで,もし血圧がいくら高くても,それがからだの大小や,皮膚の色のような個人差であるならば,すなわち,「血圧の高いことが生活に何らの支障をもたらさず,その人の天寿をまつとうできるということであれば,私たちは今までほど高血圧症を問題にしないと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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