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降圧剤をめぐる文献と感想
著者: 永井友二郎
所属機関:
ページ範囲:P.645 - P.645
文献購入ページに移動 私たち実地医家が本態性高血圧症を問題にする主な理由は,脳卒中や虚血性心疾患との関連を考えるからだと思う.
ところで,もし血圧がいくら高くても,それがからだの大小や,皮膚の色のような個人差であるならば,すなわち,「血圧の高いことが生活に何らの支障をもたらさず,その人の天寿をまつとうできるということであれば,私たちは今までほど高血圧症を問題にしないと思う.
ところで,もし血圧がいくら高くても,それがからだの大小や,皮膚の色のような個人差であるならば,すなわち,「血圧の高いことが生活に何らの支障をもたらさず,その人の天寿をまつとうできるということであれば,私たちは今までほど高血圧症を問題にしないと思う.
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