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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻6号

1965年06月発行

文献概要

カンファレンス

開放性脊椎破裂兼化膿性脳脊髄膜炎

著者: 小島憲1 平野謙次郎1 大橋成一1 高木常光23 宍戸隆典4 小沢啓邦5 布施為松4 藤田五郎6 守尾方宏7 太田義彦7

所属機関: 1自衛隊中央病院 2自衛隊中央病院診療6部 3自衛隊中央病院整形外科 4自衛隊中央病院外科 5自衛隊中央病院臨床検査課 6自衛隊中央病院外来 7自衛隊中央病院小児科

ページ範囲:P.765 - P.769

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参考
 Spina bifida(Rachischisis)脊椎破裂症
 脊柱の発育不全の結果脊椎弓部が閉塞せずに破裂を生じたものをいう.ふつう,脊椎後部(Spinabifida Posterior)に発生するが,きわめて稀に脊椎前側部(Spina bifida anterior)にも生ずる.多くの場合,脊椎破裂部よりRückenmarkおよびRü-ckenmarkshautがヘルニヤ状に膨隆脱出(Spinabifida cystica)するが,ときにはこ部が溝状(Spinabifida aperta)をなすもの,あるいはレントゲン像によらなければ発見できないもの(Spina bifidaocculta)などがある.
 Spina bifida aperta (開放性脊椎破裂)
 稀にみられ,多くは部分破裂で,腰部または仙骨部にみるが,稀には全体が破裂していることもある.腰椎はそのhinten, medianでspaltenし,glattのFurcheをなし,そのHautはrötliehbrounでsammetartigである.これはRücken-markの表面にあるArea medullae vasculosaのためである.Untere Extremitäten, Blasen-u, Mast.darmのLähmungその他のMissbildungを伴うことが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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