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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻6号

1965年06月発行

血液型の知識 血液型の外科領域における問題点・2

臨床的なことがら

著者: 国行昌頼1

所属機関: 1信州大学医学部法医学教室

ページ範囲:P.793 - P.795

文献概要

 外科領域において血液型にかかわりをもつ臨床行為は輸血である.またヒトへの血液型抗原による免疫操作のなかでもつとも直接的な行為は輸血であり,母児免疫による抗体産生は免疫の立場からみれば,胎盤という母児間の障壁によつて輸血ほど強力なものではない.
 さらに輸血によつて産生される白血球,血小板にたいする抗体もかなりの輸血障害を起こすことが明らかにされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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