文献詳細
血液型の知識 血液型の外科領域における問題点・2
文献概要
外科領域において血液型にかかわりをもつ臨床行為は輸血である.またヒトへの血液型抗原による免疫操作のなかでもつとも直接的な行為は輸血であり,母児免疫による抗体産生は免疫の立場からみれば,胎盤という母児間の障壁によつて輸血ほど強力なものではない.
さらに輸血によつて産生される白血球,血小板にたいする抗体もかなりの輸血障害を起こすことが明らかにされている.
さらに輸血によつて産生される白血球,血小板にたいする抗体もかなりの輸血障害を起こすことが明らかにされている.
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