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脳血管撮影装置の工夫—一方向撮影装置
著者: 脇坂順一1 倉本進賢1 渡辺光夫2 吉村恭幸2 高根重信3
所属機関: 1久留米大学医学部 2脇坂外科 3北九州市立八幡病院
ページ範囲:P.914 - P.921
文献購入ページに移動脳血管撮影は1927年Egas Moniz1)により始められたが,その後種々の改良が加えられ現在では脳疾患に対する重要な補助診断法の1つとして広く行われている.
しかし,この発展をもたらした最初の因子は,脳血管撮影に伴う副作用の主な原因となる造影剤の改良であつた.現在では造影能の良好なしかも重症な副作用も殆んどない造影剤ができてこの撮影も安全に行なわれるようになつた.
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