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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻7号

1965年07月発行

文献概要

雑感

小児科の第一線で想う

著者: 毛利子来

所属機関:

ページ範囲:P.937 - P.937

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 最近,小児外科の必要性が叫ばれ,しだいに脚光をあびつつある.これまで手をつかねていた病児が,新しく誕生した小児外科の手で救われるのを見るのは,百万の味方を得たおもいである.
 ただ,私は一介の町医者として,その陰にハデではないが考える必要のある一連の小児の外科的疾患が,とり残されているような気がしてならない.それらが,ハデでないからといつて,旧式の技術にのみ,ゆだねられているのを目にするのは,つらいことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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