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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻8号

1965年08月発行

文献概要

外来の治療 実地医家のための外来治療・4

破傷風の治療・ガス壊疽の治療

著者: 志賀厳1

所属機関: 1東京労災病院外科

ページ範囲:P.1077 - P.1079

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はじめに
 破傷風およびガス壊疽は,創傷感染症のなかでも外科的特異性伝染症,腐敗性伝染症として,古くから創傷治療上大きな意義をしめてきた.特に戦傷との関係が深く,予防ならびに治療面の進歩には,第1次および第2次世界大戦における経験の貢献が大きい.しかし平時の創傷においても,最近における交通災害の激増,創傷の複雑化にかんがみ,破傷風,ガス壊疽多発の傾向を考慮する必要があろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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