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文献詳細

雑誌文献

臨床外科20巻9号

1965年09月発行

文献概要

特集 腹部外科の臨床 研究と報告

潰瘍に対する胃切除術後の蛋白代謝,とくに術後栄養管理のそれに対する効果について

著者: 佐藤正1

所属機関: 1山形県立新庄病院外科

ページ範囲:P.1185 - P.1191

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 胃切除術後患者の諸代謝は一般に極めて著明に変動する.これは手術侵襲そのものによるの他,一方術後栄養摂取の制限せられることなどによつても強く代謝が影響されるからである.術後管理の目的の一面はかかる異常を適正に処理して,術後早期の経過を円滑ならしめ,さらには遠隔成績にも貢献せんとすることにある.
 わたくしは胃切除術後蛋白代謝の2,3の面を改めて検討し,種々方式の術後栄養管理のこれに対する効果をみた.胃癌の場合にもほぼ同様の結果がえられたが,ここには胃・十二指腸潰瘍の場合について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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