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特集 腹部外科の臨床 研究と報告
潰瘍に対する胃切除術後の蛋白代謝,とくに術後栄養管理のそれに対する効果について
著者: 佐藤正1
所属機関: 1山形県立新庄病院外科
ページ範囲:P.1185 - P.1191
文献購入ページに移動 胃切除術後患者の諸代謝は一般に極めて著明に変動する.これは手術侵襲そのものによるの他,一方術後栄養摂取の制限せられることなどによつても強く代謝が影響されるからである.術後管理の目的の一面はかかる異常を適正に処理して,術後早期の経過を円滑ならしめ,さらには遠隔成績にも貢献せんとすることにある.
わたくしは胃切除術後蛋白代謝の2,3の面を改めて検討し,種々方式の術後栄養管理のこれに対する効果をみた.胃癌の場合にもほぼ同様の結果がえられたが,ここには胃・十二指腸潰瘍の場合について述べる.
わたくしは胃切除術後蛋白代謝の2,3の面を改めて検討し,種々方式の術後栄養管理のこれに対する効果をみた.胃癌の場合にもほぼ同様の結果がえられたが,ここには胃・十二指腸潰瘍の場合について述べる.
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