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文献詳細

雑誌文献

臨床外科21巻1号

1966年01月発行

文献概要

アンケート

胃手術後の腹膜炎はどう処置していますか

著者: 堺哲郎1 中島佐一2 本多憲児3

所属機関: 1新潟大学外科教室第一講座 2奈良医科大学外科 3福島県立医科大本多外科教室

ページ範囲:P.80 - P.83

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 胃疾患の手術(胃・十二指腸潰瘍と胃癌が殆んどを占あるが)後の腹膜炎発生はそう多いものではない.胃癌では多く避けがたい栄養低下.貧血のための胃腸管壁の浮腫により,また広範なリンパ節廓清と胃切除を行なうため切除断端の血行不足,胃内容に病原菌の多いことなどの因子のため術後の腹膜炎発生は潰瘍の場合より多いことは否めない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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