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酵素剤の使い方(2)
著者: 石井兼央1 竹内正23
所属機関: 1国立がんセンター 2国立がんセンター内科 3東大吉利内科
ページ範囲:P.125 - P.127
文献購入ページに移動酵素を局所に用いることは壊死組織の消化除去を目的としたものであるが,すでに.述べたように歴史的にみてかなり古くから行なわれていた.そのすべてが蛋白分解酵素であつた.こうした経験が今日の蛋白分解酵素や核酸分解酵素、ムコ複合体分解酵素を用いる治療への道をひらくいとぐちになつたものである,近年の化学療法剤の進歩によつて酵素剤の治療への応用はさらに重要な意味をもつようになつている.
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