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文献詳細

雑誌文献

臨床外科21巻10号

1966年10月発行

論説

Estrogenの止血機構に関する研究—基質酸性粘液多糖体に及ぼす影響について

著者: 神谷喜作1 塩野谷恵彦1 恒川晋1

所属機関: 1名古屋大学医学部第一外科

ページ範囲:P.1377 - P.1379

文献概要

はじめに
 最近Estrogenが止血剤として主に毛細管性出血に対し各分野で使用されている1)-3)5).その止血機序は血液凝固因子に影響を及ぼすのでなく,その他の因子,すなわち基質酸性粘液多糖体(以下AMPと略)に及ぼすと言われている4).われわれはEstrogenの投与に起因すると思われるAMPの動態を組織化学的に追究したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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