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特集 虫垂炎—その困難な問題点
虫垂炎術中の副損傷の処置はどうすべきか
著者: 本多憲児1 元木良一1
所属機関: 1福島県立医科大学本多外科
ページ範囲:P.1675 - P.1679
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虫垂炎に対する手術中に副損傷を来すことは一般にまれである.しかし虫垂の炎症所見高度で周囲組織の癒着がはなはだしい時には不測の事故としていろいろの損傷がみられる.かかる場合,一般に癒着が強いため,その処置が困難なことがある.以下,2,3の事項について述べる.
虫垂炎に対する手術中に副損傷を来すことは一般にまれである.しかし虫垂の炎症所見高度で周囲組織の癒着がはなはだしい時には不測の事故としていろいろの損傷がみられる.かかる場合,一般に癒着が強いため,その処置が困難なことがある.以下,2,3の事項について述べる.
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