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文献詳細

雑誌文献

臨床外科21巻12号

1966年12月発行

手術手技

胃切除術六題—胃潰瘍に対するBillroth I法

著者: 中山恒明1 織畑秀夫1

所属機関: 1東京女子医大消化器病センター

ページ範囲:P.1722 - P.1730

文献概要

 臨床外科の手術手技の項に私達が現在ルーチンの方法として行なつているいろいろな胃に対する手術方法を書くようにという依頼により,これから6回にわたつて,記載します.
 第1回はもつとも広く行なわれている胃切除術ですが,これは胃十二指腸潰瘍に対する手術ということで,私達は現在98%まではBillroth I法の私(中山)の新法を行なつています.そこで一口に胃十二指腸潰瘍といつても,胃潰瘍と十二指腸潰瘍に対しての手術は,少しく十二指腸断端の処置において異なるところがあります,したがつて十二指腸断端の処置については,十二指腸潰瘍の手術の方で別口に話することにして,まず胃潰瘍の手術についてこれから話してみたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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