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外国雑誌より
Selective Vagotomy
著者: 坂本啓介1
所属機関: 1東京大学医学部第2外科
ページ範囲:P.247 - P.247
文献購入ページに移動 1943年Dragstedtに始まつた胃十二指腸潰瘍の外科的治療法としてのvagotomyは,特に米国において,胃切除に代る十二指腸潰瘍の手術法として広く用いられ,かなりの成績をおさめている.しかしこの方法は,術後の下痢,胃部不快感,腹部膨満などのいやな副作用があるため,わが国では現在ごく一部で用いられるに過ぎない.
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