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文献詳細

雑誌文献

臨床外科21巻4号

1966年04月発行

文献概要

外国文献

diencephalic syndrome,他

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ページ範囲:P.536 - P.539

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 小児本症はinanition syndrome, athrepsia, failure tothrive等の名称でも知られ,Russell (Arch.Dis.Child.26:274, 1951)がはじめて記載したが,1964末までに文献に23例あり,うちRussell (Excerpt.med.1957,pp. 111)は10例自験してをり,もつとずつと頻度高いと思われる.最近Smith (J.Neurosurg.23:348,1965)とTorrey (Am.J.Dis.Child.110:689, 1965)が症例を追加している.Smithの1例は13〜15カ月男児,分娩正常,9週まで発育正常,以後体重増加せず,皮下脂肪つよく失われ,cystic fibrosis, malabsorption等精査したが該当せず,気脳にて本症を疑い入院.hy-perkinesis,水平眼振,第3脳室前方の腫瘤.15月で開頭,左視神経から右間脳に及ぶ大腫瘤,生検astrocy-toma,切除せず,Co60の4000r tumordose照射,2年後健存.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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