文献詳細
文献概要
講座
疾患別にみた局所麻酔のかけ方(1)
著者: 西邑信男1 木内実1
所属機関: 1日本医科大学麻酔科
ページ範囲:P.552 - P.556
文献購入ページに移動局所麻酔について
局所麻酔がおこなわれる目的は,大きくわけて,手術のため,疼痛その他の治療のため.診断のためとあり、全身いずれの場所でも局所麻酔がおこない得るといえる.しかし例えば手術のための局麻としてはおのずから,部位、疾患の範囲,程度,患者の全身状態,年齢,局麻の手技の難易等が関係して限られている.このため軽い全麻を併用したり,全麻のみでおこなわれざるをえない場合もある.
今回は比較的一般におこなわれている局麻法についてのみ,三つのグループにわけて,末梢神経ブロック,硬膜外麻酔,交感神経ブロックについてそれぞれ述べてみたいと思います.
局所麻酔がおこなわれる目的は,大きくわけて,手術のため,疼痛その他の治療のため.診断のためとあり、全身いずれの場所でも局所麻酔がおこない得るといえる.しかし例えば手術のための局麻としてはおのずから,部位、疾患の範囲,程度,患者の全身状態,年齢,局麻の手技の難易等が関係して限られている.このため軽い全麻を併用したり,全麻のみでおこなわれざるをえない場合もある.
今回は比較的一般におこなわれている局麻法についてのみ,三つのグループにわけて,末梢神経ブロック,硬膜外麻酔,交感神経ブロックについてそれぞれ述べてみたいと思います.
掲載誌情報