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文献詳細

雑誌文献

臨床外科21巻6号

1966年06月発行

論説

胃癌の細胞診における問題点

著者: 卜部美代志1 山本恵一1 矢崎敏夫1 渡辺洋宇1

所属機関: 1金沢大学医学部第一外科教室

ページ範囲:P.735 - P.745

文献概要

はじめに
 私共が細胞診の対象とした胃疾患は胃癌96例,胃十二指腸潰瘍44例,慢性胃炎18例,その他,16例計174例である(第1表).
 検索方法として諸家により各種のものが行なわれているが,私共の常用しているのは初期の生理食塩水洗滌法であり,近来のα—キモトリプシン液洗滌法(以下洗滌法と略称する)である.ごく最近,これらと併行して開発しつつあるものに特殊ファイバーガストロスコープによる直視下擦過法および生検法があげられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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