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X線撮影の仕方(1)—基礎的なこと
著者: 木村和衛1
所属機関: 1福島県立医科大学放射線科
ページ範囲:P.967 - P.974
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X線診断は非破壊検査である.そして形態的(解剖・病理),機能的(生理・病態生理)に有力な所見を与えてくれる.この目的をはたすには,よいX線写真を撮るための手段と方法を選び,かつできたX線写真を適切に読影する能力がなければならない,まず診断に有用なX線検査はどうしたらよいか.ここにX線検査を立案し,それを読影する外科医として知つておきたい基礎的ならびに臨床的なことについて述べる.まずX線写真の良否を決定する因子を考えてみよう.
X線診断は非破壊検査である.そして形態的(解剖・病理),機能的(生理・病態生理)に有力な所見を与えてくれる.この目的をはたすには,よいX線写真を撮るための手段と方法を選び,かつできたX線写真を適切に読影する能力がなければならない,まず診断に有用なX線検査はどうしたらよいか.ここにX線検査を立案し,それを読影する外科医として知つておきたい基礎的ならびに臨床的なことについて述べる.まずX線写真の良否を決定する因子を考えてみよう.
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