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文献詳細

雑誌文献

臨床外科21巻8号

1966年08月発行

特集 腫瘍の外科

研究と報告

Pure red cell anemiaを伴う胸腺腫の1例

著者: 栄山光弥1 佐多正一郎1 近藤正人1 古川昌昭1

所属機関: 1厚生中央病院外科

ページ範囲:P.1038 - P.1043

文献概要

 縦隔腫瘍は海外および本邦でもしばしば報告されているが,そのうちでも胸腺腫は胸腺の生理的機能がはつきりと解明されていない今日においては内分泌学的にも,外科領域においてもきわめて興味のある分野である.
 胸腺腫にはしばしば筋無力症を伴なうことはよく知られているが,さらに甲状腺機能亢進症,無γ—グロブリン血症,カッシング症候群,Pure red cell anemiaなどを合併することがあると言われ,そのような報告もまれでではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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