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特集 腫瘍の外科 研究と報告
巨大な縱隔血管線維腫の1治験例
著者: 汐崎公太1 本山登1
所属機関: 1新潟大学医学部外科教室
ページ範囲:P.1043 - P.1048
文献購入ページに移動 最近の胸部外科の発展はめざましいものがあり,縦隔腫瘍の報告も多くみられるようになつた.しかし縦隔腫瘍のなかでも血管線維種は非常にまれであり,欧米では1949年,Tiitinen1)が1例を報告し,1951年,Horst2)が1例を報告しており,本邦においては1957年桑田ら3)が1例報告しているにすぎない.
われわれは最近,巨大な縦隔腫瘍の剔出を行ない,組織学的検査により血管線維腫であることが判明した症例を経験したので報告する.
われわれは最近,巨大な縦隔腫瘍の剔出を行ない,組織学的検査により血管線維腫であることが判明した症例を経験したので報告する.
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