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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻10号

1967年10月発行

特集 イレウスの治療—その困難な問題点

教室におけるイレウス死因の研究成果に基づいての治療の実際

著者: 松倉三郎1 代田明郎1 三樹勝1 藤島義一1 内藤委仲1 市川豊1 清水淑文1 谷口恒義1 柴長儀1 寺岡資郎1 服部博之1 恩田昌彦1 鎌田文明1 山下精彦1 柴積1 塚原英之1 埴原忠良1 清水良泰1 斉藤淏2 堀江伸2 馬越正通2 掛川功一2 西尾騰五2 田北周平3 西島早見3

所属機関: 1日本医科大学松倉外科教室 2日本医科大学斉藤外科 3徳島大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1357 - P.1371

文献概要

はじめに
 松倉およびその共同研究者らは長年月にわたりイレウスの死因を中心とする病態生理について種々なる角度から臨床的ならびに実験的研究を実施し,これら知見をもとにして1951年1)以来,従来のいわゆるイレウスのヒスタミン説にたいして新たにアセチルコリン説を提唱してきた.
 つぎにわが教室のイレウス死因に関する研究成果の大要を述べるとともに,これにもとづく治療の実際の一つとして,イレウスの低体温麻酔療法とその病態生理について述べてみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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