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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻10号

1967年10月発行

症例

原発性胃癌と胃潰瘍併存の3症例について

著者: 大同礼次郎12 鹿野実12 広谷謙一12 西尾義典12 船田三昭12 大橋一郎12

所属機関: 1京都府立医大 2国立舞鶴病院外科

ページ範囲:P.1471 - P.1475

文献概要

はじめに
 1848年Dittrichが胃癌と胃潰瘍の併存症例について初めて報告して以来,本邦でも時にその共存例の報告に接するが,まだその症例も50例に満たず,比較的まれなものである.そしてその原因についても不明確な点が多いが,多発性胃潰瘍の一部が悪性化したように思える長期間の病歴や胃酸過多症の多いことより種種の考察を加えることも可能であるが,ここではわれわれが経.験した3症例をもととして,文献的統計的検討を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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