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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻12号

1967年12月発行

文献概要

特集 鞭打ち損傷の問題点

鞭打ち損傷の障害認定

著者: 小菅真一1 小川靖夫1 岡田守功1

所属機関: 1中部労災病院整形外科

ページ範囲:P.1703 - P.1707

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はじめに
 最近,わが国におけるに自動車の急速な普及と運転未熱者の増加,交通の混雑化に伴つて交通傷害は日毎に増加し,目にあまるものがある.
 なかでも追突事故によるいわゆる鞭打ち症(Whiplash injury)はこの一両年に急激な増加をみ,さらに本症は特に業務上災害,あるいは自賠法と関連し,社会問題を引きおこしつつあり,一方京都において端を発した「むちうち病対策協議会」は,その後愛知におよび,さらに他府県に拡大しつつあり,本症の治療と障害補償の問題は大きくジャーナリストに取りあげられ一大社会問題となりつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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