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脊髄損傷に対する新治療法
著者: 山田憲吾1 井形高明1
所属機関: 1徳島大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.305 - P.311
文献購入ページに移動 脊髄損傷は遂年,著明な増加を示しており,特に交通災害の占める割合が次第に大きくなつている.このことは,脊髄損傷が特殊事業場の災害という旧来の局地的性格を脱し,路上事故として普遍的性格を帯びるに至つたことを示すものと考えられた.したがつてこれに対する治療も,安全で手軽にでき,しかも確実なものでなければならない.
周知の通り脊髄損傷は上位のレベルにおけるほど重症であり,障害範囲も広いが,下位のものほど障害範囲も狭く,症状も軽い,私どもは脊髄損傷の症状を危急症状と長期症状に2大別し,治療に臨んでいる.
周知の通り脊髄損傷は上位のレベルにおけるほど重症であり,障害範囲も広いが,下位のものほど障害範囲も狭く,症状も軽い,私どもは脊髄損傷の症状を危急症状と長期症状に2大別し,治療に臨んでいる.
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