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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻3号

1967年03月発行

症例

特異な経過をたどる先天性肥厚性幽門狭窄症

著者: 松浦雄一郎1 堀川嘉也1 梶本照穂1

所属機関: 1広島大学医学部外科学第一教室

ページ範囲:P.431 - P.436

文献概要

はじめに
 新生児,乳児期には嘔吐を主症状とする患児にしばしば遭遇し,その中の一つに先天性肥厚性幽門狭窄症による場合がある.
 本症は,本邦においてはきわめてまれな疾患とされているが,私共は最近数年間に先天性消化器奇型の44例を経験し,そのうち先天性肥厚性幽門狭窄症が6例(13.6%)もあり,案外に多いのに驚いたしだいである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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