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進行乳癌の動注法による治療
著者: 坂内五郎1
所属機関: 1群馬大学医学部藤森外科
ページ範囲:P.453 - P.457
文献購入ページに移動 進行乳癌に対しては,従来より外科的内分泌療法(卵剔・副剔・下垂体剔),ホルモン注射療法,化学療法(主として全身的投与),放射線療法などが試みられているが,内分泌療法でたとえ効果が認められても.その効果は一時的で,実地治療に当るものにとつて進行乳癌治療はなかなか困難な場合が多い.
教室では,最近ホルモン依存性のないと思われる進行乳癌あるいは内分泌療法の無効であつた進行乳癌の中で,遠隔転移がなく,局所性にのみ進行した症例に対して,制癌剤の動注法を試み,著効をきたした症例を経験したので報告する.
教室では,最近ホルモン依存性のないと思われる進行乳癌あるいは内分泌療法の無効であつた進行乳癌の中で,遠隔転移がなく,局所性にのみ進行した症例に対して,制癌剤の動注法を試み,著効をきたした症例を経験したので報告する.
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