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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻4号

1967年04月発行

文献概要

特集 進行性消化器癌の外科

胃癌の膵合併切除について

著者: 梶谷鐶1 西満正1

所属機関: 1癌研究会附属病院外科

ページ範囲:P.473 - P.479

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はじめに
 周知のごとく,胃と膵との関係は解剖学的にはなはだ密接であつて,胃癌の場合に病巣の膵への波及はしばしばである.このことは胃癌の根治療法の著しい障害となつてきたのであるが,今日では外科の進歩につれ,膵臓の手術も比較的安全となり,進行した胃癌に対する膵合併切除もしばしば行なわれるようになつた.われわれは膵合併切除を胃癌治療上の意義の面から,あるいは胃癌拡大手術の限界の面から検討してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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