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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻4号

1967年04月発行

文献概要

特集 進行性消化器癌の外科

原発ならびに転移肝癌の手術的治療の限界

著者: 葛西洋一1

所属機関: 1北海道大学医学部第一外科教室

ページ範囲:P.485 - P.490

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はじめに
 肝癌の手術的治療は,すでに前世紀の後半から試みられており,Yeomans(1915)11)の文献集計16例の中にも,肝部分切除によつて1年以上生存したものが37.4%あつたと記載されている.
 古い報告例のなかには,肝腫瘍の組織学的診断の不明なものもあるので,その治療成績を今日のものと同等に論ずることはできないが,肝癌の治療の主体が病巣部を含む肝切除にあることは,他臓器の癌の場合と同様である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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