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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻5号

1967年05月発行

グラフ

胆石症の超音波診断法

著者: 和賀井敏夫1 大橋尚1 高橋駿1

所属機関: 1順天堂大学医学部第一外科

ページ範囲:P.605 - P.610

文献概要

 生体内部の構造を,像として描写する生体の映像法としては,現在,X線撮影がいろいろの造影法の進歩とともに,最も普通に用いられているが,最近,超音波という一種の波動がこの目的をある程度満足するとともに,いろいろの利点があることも判明し,新しい生体の映像法として,臨床診断にも用いられるようになつてきた.超音波の特徴としては,病的組織も含めた生体軟部組織の分析能力に優れていることや,生体に無害であることなどがあげられ,超音波像そのものの分解能は,現在のところ,X線像に較べると劣つてはいるが,これらの超音波の利点を利用した診断法が次第に発展してきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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