文献詳細
文献概要
特集 胆石症手術の問題点
十二指腸ゾンデの使用経験
著者: 織畑秀夫1
所属機関: 1東京女子医大消化器病センター
ページ範囲:P.647 - P.649
文献購入ページに移動はじめに
昭和40年2月に本学に消化器病センターが開設されて以来,胃,食道疾患に次いで,胆嚢疾患の増加が目立つており,約2年を経過したこの頃は,胆嚢剔除後の愁訴をみる例も増加してきている.
これらの愁訴のうち最も問題になるのは上腹部痛である.ごく軽い腹痛から手術前の疼痛発作のような激痛・疝痛に至るいろいろの段階があるが,手術した外科医としては非常に困るわけである.
昭和40年2月に本学に消化器病センターが開設されて以来,胃,食道疾患に次いで,胆嚢疾患の増加が目立つており,約2年を経過したこの頃は,胆嚢剔除後の愁訴をみる例も増加してきている.
これらの愁訴のうち最も問題になるのは上腹部痛である.ごく軽い腹痛から手術前の疼痛発作のような激痛・疝痛に至るいろいろの段階があるが,手術した外科医としては非常に困るわけである.
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