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文献概要
特集 救急患者の取扱い方
急性消化管出血の対策
著者: 石上浩一1 古家正年1
所属機関: 1京都大学医学部第2外科
ページ範囲:P.979 - P.988
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急性消化管出血には,胃十二指腸潰瘍(60〜90%),胃癌(2〜22%),胃炎(2〜23%),食道静脈瘤(4〜14%),食道裂口ヘルニア(欧米2%)などに基づく上部消化管出血が多く,下部消化管出血の約8倍以上の頻度を示している.
急性消化管出血,とくに上部消化管出血は非常に危険な状態であり,早期の正確な診断と治療が必要である.
急性消化管出血には,胃十二指腸潰瘍(60〜90%),胃癌(2〜22%),胃炎(2〜23%),食道静脈瘤(4〜14%),食道裂口ヘルニア(欧米2%)などに基づく上部消化管出血が多く,下部消化管出血の約8倍以上の頻度を示している.
急性消化管出血,とくに上部消化管出血は非常に危険な状態であり,早期の正確な診断と治療が必要である.
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