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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻8号

1967年08月発行

特集 胃・十二指腸潰瘍の手術

多発性潰瘍の治療はどうするか

著者: 本多憲児1

所属機関: 1福島県立医科大学外科

ページ範囲:P.1083 - P.1089

文献概要

はじめに
 胃・十二指腸における多発性潰瘍としては多発性胃潰瘍,多発性胃・十二指腸潰瘍,多発性十二指腸潰瘍に分けられる.本稿においては紙面の都合上,多発性胃潰瘍(十二指腸潰瘍と多発性胃潰瘍合併例を含む)のみについて述べる.
 多発性胃潰瘍はきわめて難治の潰瘍であり,しかも発生部位が胃全体に及ぶのでその治療についてはいろいろの問題点がある.著者は福島県立医科大学赴任以来,過去8年間において手術せる多発性胃潰瘍46例を中心として,多発性胃潰瘍に対する処置についてのべる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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