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文献詳細

雑誌文献

臨床外科22巻8号

1967年08月発行

文献概要

症例

巨大な皮膚腫瘍をともなつたRecklinghausen病の1例

著者: 伊藤秀芳1 高木俊男1 霜礼次郎1

所属機関: 1肢体不自由児施設 栃木県若草学園

ページ範囲:P.1179 - P.1182

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はじめに
 1882年,Von Recklinghausenは,多発性皮膚腫瘍,深部神経腫瘍,色素斑を伴う症例を,多発性神経線維腫症として発表した.以来この疾患をRecklinghausen病として多くの報告がある.LandowskiはRecklinghausen病の3主徴として,皮膚腫瘍,神経腫瘍,色素斑をとりあげているが,確居,諸富氏らは神経腫瘍のかわりに骨変化を強張している.
 われわれは最近,全身の色素斑,高度の側彎,および,悪性変化を思わせる巨大な皮膚腫瘍をともなつた一症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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