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症例
巨大な皮膚腫瘍をともなつたRecklinghausen病の1例
著者: 伊藤秀芳1 高木俊男1 霜礼次郎1
所属機関: 1肢体不自由児施設 栃木県若草学園
ページ範囲:P.1179 - P.1182
文献購入ページに移動1882年,Von Recklinghausenは,多発性皮膚腫瘍,深部神経腫瘍,色素斑を伴う症例を,多発性神経線維腫症として発表した.以来この疾患をRecklinghausen病として多くの報告がある.LandowskiはRecklinghausen病の3主徴として,皮膚腫瘍,神経腫瘍,色素斑をとりあげているが,確居,諸富氏らは神経腫瘍のかわりに骨変化を強張している.
われわれは最近,全身の色素斑,高度の側彎,および,悪性変化を思わせる巨大な皮膚腫瘍をともなつた一症例を経験したので報告する.
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