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特集 初療の要点
胸痛
著者: 正木幹雄1
所属機関: 1聖路加国際病院胸部外科
ページ範囲:P.31 - P.33
文献購入ページに移動はじめに
胸痛は,咳嗽,喀痰,喀血や呼吸困難などの症状とともに,胸部疾患の重要な症状の一つであり,主として,胸壁や胸腔内臓器の病変によつて出現する.
しかし,胸痛は,諸々の原因によつて発現することもあるので,詳細な問診が必要で,胸痛の部位,性状,種類や発現の仕方,拡がり,また,胸痛に伴つて現われる随伴症状の有無などを判断して,いろいろの臨床検査成績と共に,正確な診断を下して,その治療に当らねばならない.
胸痛は,咳嗽,喀痰,喀血や呼吸困難などの症状とともに,胸部疾患の重要な症状の一つであり,主として,胸壁や胸腔内臓器の病変によつて出現する.
しかし,胸痛は,諸々の原因によつて発現することもあるので,詳細な問診が必要で,胸痛の部位,性状,種類や発現の仕方,拡がり,また,胸痛に伴つて現われる随伴症状の有無などを判断して,いろいろの臨床検査成績と共に,正確な診断を下して,その治療に当らねばならない.
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