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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻1号

1968年01月発行

文献概要

特集 初療の要点

胸痛

著者: 正木幹雄1

所属機関: 1聖路加国際病院胸部外科

ページ範囲:P.31 - P.33

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はじめに
 胸痛は,咳嗽,喀痰,喀血や呼吸困難などの症状とともに,胸部疾患の重要な症状の一つであり,主として,胸壁や胸腔内臓器の病変によつて出現する.
 しかし,胸痛は,諸々の原因によつて発現することもあるので,詳細な問診が必要で,胸痛の部位,性状,種類や発現の仕方,拡がり,また,胸痛に伴つて現われる随伴症状の有無などを判断して,いろいろの臨床検査成績と共に,正確な診断を下して,その治療に当らねばならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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