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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻10号

1968年09月発行

文献概要

学会印象記 第1回 日本消化器外科学会を聞いて

多数の胃手術症例の発表

著者: 織畑秀夫1

所属機関: 1東京女子医科大学

ページ範囲:P.1504 - P.1505

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 胸部外科学会・脳外科学会・小児外科学会が分れ出た今日やや遅きに失した観があるが,外科学会の最も中心的存在と目される消化器外科が分れ出たことは誠に意義深いことである.
 日本外科学会が年1回のみであるにかかわらず,その会長にふさわしい教授が多数おられるが,その多くが消化器外科を主としておられる.したがつて消化器外科学会の設立は誠に当をえたもので,創設のきつかけを作つた中山恒明教授その他の世話人の教授方の功績は高く評価される.このように消化器外科は多士済々で今後一層の活躍が期待される.ことに本会の会則によれば,総会の他に大会を持つことができることになつていて,早速明春1月末頃には東京医科歯科大学外科川島健吉教授の会長で第1回の大会が持たれることに決つた.なお第2回総会は明年,徳島市において徳島大学教授田北周平会長の下に開催されることに決つた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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