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肛門診療へ一言
著者: 三枝純郎12
所属機関: 1三枝肛門外科病院 2名古屋大学
ページ範囲:P.1507 - P.1509
文献購入ページに移動 小生過日来,体の調子が良くなく,いろいろ調べたところ血液培養にて溶連菌が検出され,関節も痛むし,当然主治医に執筆禁止を申し渡され,何もかも主治医のいうとおりとなつてGood Patientとして,日を送つているが,私はProctologistである.私からProctologyをとり去つたら何が残ろう.直腸肛門外科に関する40余の論文,二冊の著書,一冊の翻訳,またこれ迄に手掛けた数々の症例,手術,これが私の資産のすべてであり,これをとられたら私は0になつてしまう.
この点主治医は執筆禁止というが,構わず,書きたい事,また書いておかねばならないことだけ歯に衣をきせず,正直に思つた通りのことを本特集に関連して書いてみようと思う.
この点主治医は執筆禁止というが,構わず,書きたい事,また書いておかねばならないことだけ歯に衣をきせず,正直に思つた通りのことを本特集に関連して書いてみようと思う.
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