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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻12号

1968年11月発行

文献概要

特集 顔面損傷のファースト・エイド 関連領域の立場から

脳神経外科の立場から

著者: 東徹1

所属機関: 1岡山大学医学部脳神経外科

ページ範囲:P.1781 - P.1783

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はじめに
 顔面に外力が加わるときは,必ず頭部および頸部にも外力がおよぶことは当然である.したがつて顔面損傷患者は,合併する頭部および頸部外傷に充分な考慮をはらいつつ治療されねばならない.今回は紙面の都合上,脳神経外科の立場から顔面損傷に合併する頭蓋内外の病変につきのべる.
 問題は2つの項目に分けて考えることができる.すなわち第1に顔面損傷に伴う一般的頭部外傷の問題と,第2に顔面損傷にさいして,しばしばみられる特殊な頭部外傷の問題である.しかし今回は一般的頭部外傷については省略し,特殊な頭蓋内外の病変についてのべる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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