文献詳細
特集 癌外科の進歩—現状と将来
文献概要
はじめに
胃疾患のレ線,内視鏡検査等診断学のめざましい進歩により,1cm程度の微細病変の発見,鑑別診断もさほど困難ではなくなつたものの,全国的にみれば外科医の手術する胃癌は依然として深達進行癌が大部分を占めている.以下表在癌(早期胃癌)を中心とした診断の現況と,主として進行癌を対象とした外科治療の面について,最近の動向をのべる.
胃疾患のレ線,内視鏡検査等診断学のめざましい進歩により,1cm程度の微細病変の発見,鑑別診断もさほど困難ではなくなつたものの,全国的にみれば外科医の手術する胃癌は依然として深達進行癌が大部分を占めている.以下表在癌(早期胃癌)を中心とした診断の現況と,主として進行癌を対象とした外科治療の面について,最近の動向をのべる.
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